「遺品整理士ってどんなことしてくれるの?」という疑問を持つ方は少なくありません。
遺品整理士という職業は、まだ多くの人にとって謎に包まれています。
そこで、実際にこの分野で活躍している遺品整理士の羽田さんに直接お話を伺い、遺品整理士の仕事内容や役割についてわかりやすく解説します。
羽田さんの経験から、遺品整理士がどのように遺族のサポートをしているのか、その実態に迫ります。遺品整理士の仕事に対する理解を深め、その大切な役割を明らかにしていきたいと思います。
- 遺品整理士の仕事内容と役割について。
- 遺品整理士がどのように遺族のサポートをしているのか。
- 遺品整理のサービスを利用する場合の費用とサポート範囲。
たける羽野
遺品整理士として、清掃会社に勤務しながら遺品整理の情報発信をしています。遺品整理パートナーズでは、記事の監修を行っています。福岡県在住で、清掃会社15年勤務、遺品整理は小規模のものも含めると100件以上を経験しました。
クロモリ ユウキ
1989年福岡市生まれ 2023年1月air Inc.を設立/web歴15年/マーケティング歴5年 建築学部卒。大学在籍中からwebマーケティングを研究し、2020年webメディアを事業譲渡。2022年までプライム上場企業マーケティング部にパートナーメンバーとして在籍。地方でマーケティングをやっています。
これまで、100件以上の遺品整理を行ってきました。遺品整理士として事業に携わりながら情報発信のメディアを執筆・監修しています。詳しい著者情報はこちら
遺品整理士とは、故人が遺した品々を整理、処分する専門の職業です。
「遺品整理士」とは、一般社団法人遺品整理士認定協会により認定されている民間資格です。遺品をルールに基づいて適切に扱うことができる民間の資格です。
遺品整理士認定協会は、遺品整理業の社会的役割と事業者数の増大に伴う、モラルの低下を是正することを理念とし、業界の健全育成をはかるため、遺品整理士養成講座を運営するとともに、認定試験を実施することを目的として設立されています。
引用:一般社団法人遺品整理士認定協会
この仕事は単に物を片付けるだけではなく、遺族の心情に寄り添いながら、遺品を丁寧に扱うことが求められます。故人の生前の意志を尊重し、遺族の負担を軽減するために、遺品の整理や分類、処分方法の提案、必要に応じて貴重品の探索や遺品の販売・寄付の手配などを行います。
遺品整理士は、遺品整理のプロフェッショナルとして、遺族が直面する様々な問題を解決します。
例えば、故人の趣味や関心に基づいて特定のアイテムを見つけ出したり、遺品の中から法的に重要な書類を探し出すこともその一つです。
また、遺品整理士は、遺品を通じて故人の人生を振り返り、遺族が故人との思い出を大切にできるようサポートする役割も担います。
この職業は、高齢化社会が進む中で、ますます重要性を増しています。
遺品整理士には、専門的な知識や技術だけでなく、高いコミュニケーション能力や倫理観が求められるため、資格取得に向けた研修や試験が設けられている場合もあります。
遺品整理士の役割は多岐にわたりますが、主に以下のような業務を行います。
- 遺品の整理・分類: 故人の遺品を遺族の意向に沿って整理し、分類します。これには、衣類、書籍、写真、趣味の品など、故人の人生を象徴するアイテムが含まれます。
- 貴重品の探索: 遺品の中から貴重品や法的に重要な書類を探し出し、遺族に引き渡します。
- 処分方法の提案: 整理した遺品の中から、遺族が保管するもの、寄付や販売をするもの、処分するものを選別し、それぞれの最適な処分方法を提案します。
- 遺族のサポート: 遺品整理の過程で、遺族が故人との思い出を振り返り、喪失感に対処できるよう心理的なサポートを提供します。
- 遺品の販売・寄付の手配: 整理した遺品の中で、遺族が販売や寄付を希望するアイテムについて、適切な方法での処理を手配します。
遺品整理士は、遺族が抱える心の負担を軽減し、故人の遺志を尊重することを最優先に考えます。
そのため、この職業に就く人々は、専門的な知識と技術はもちろん、高度な倫理観と深い人間理解を兼ね備えています。
遺品整理士の存在は、遺族にとって大きな支えとなり、故人との最後の別れを尊厳あるものにするために不可欠です。
昔は、このような資格がなく、各エリアの清掃業者さんたちのやり方で処分が行われてたのですが、遺品整理の重要性が高まりました。特に、悪徳業者が増えてしまい、トラブルが続出・・・・その中でガイドラインを作り、一定の品質とサービス提供が行われるようになったと聞いています。
遺品整理士になるためには、特定の資格が必要になります。
この資格は、遺品整理の専門知識と技術、倫理観を身につけ、遺族のサポートが適切に行えることを証明するものです。資格取得には、遺品整理に関する研修を受け、試験に合格すると与えられる資格です。
資格の内容は、遺品の適切な扱い方、法律に基づく遺品処理の知識、遺族とのコミュニケーション方法、心理的サポートの提供方法など、遺品整理士として必要な幅広い知識が含まれます。
以下は、遺品整理士と遺品整理アドバイザーの資格に関する情報を表にまとめたものです。
資格名 | 発行団体 | 受講資格 |
---|---|---|
遺品整理士 | 一般社団法人遺品整理士認定協会 | 誰でも受講可能 |
遺品整理アドバイザー | 一般社団法人日本遺品整理協会 | 誰でも受講可能 |
これらの資格はどちらも民間資格であり、遺品整理業を行う上で必須ではありませんが、取得することで専門性を示し、信頼性を高めることができます。遺品整理士は遺品整理業界の発展・健全化と依頼者の利益保護を目的に、遺品整理アドバイザーは遺品整理の普及と質の向上を目的に作られました。
また、研修では、実際の遺品整理の現場での経験を積むことも重視され、実務で直面する様々なケースを通じて、対応能力を高めることが求められます。
遺品整理士の資格は、民間団体によって設けられていることが一般的です。そのため、資格を提供する団体によって学ぶ内容が異なりますが、遺品整理士としてのスキルは大差ありません。
遺品整理士としての資格は、遺族に対して専門的かつ心理的なサポートを提供する能力を持つことの証明であり、信頼性の向上にも繋がります。この資格を持つことで、遺品整理のプロフェッショナルとしての地位を確立し、遺族からの信頼を得やすくなります。
遺品整理士は、個人事業主として活躍している方と、会社に所属している遺品整理士がいます!サービス事業者によって異なるので、ここからは、一般的なお話をお伝えしていきます。
現在の一般的な事業形態から説明すると、遺品整理を行っている事業所に「遺品整理士の資格を持った人が働いている」という状況があります。
遺品整理業者が提供するサービスは、故人の遺した品々を整理し、遺族の体力的負担を軽減することに重点を置いています。
サービス内容は、遺品の整理・分類から貴重品の探索、不用品の処分、清掃まで多岐にわたります。
遺品整理士は、業務を行いながら遺族の意向を尊重しながら、故人の遺品を丁寧に扱い、遺品の中から思い出深い品々や重要な書類を見つけ出します。
また、遺品の中には価値のあるものが含まれていることもあり、それらを適切に評価し、販売や寄付の手続きをサポートすることもあります。
このプロセスを通じて、遺族は故人との思い出を大切にしながら、新たな生活への一歩を踏み出す手助けを受けることができます。
遺品整理士がいないと、遺品整理ができないわけではありません!遺品整理は、分別ができる業者であれば支援することが可能です。
- 精神的負担の軽減: 遺品整理は感情的に困難な作業です。遺品整理士がいることで、遺族は故人の物を手放す過程で生じる精神的ストレスから大きく解放されます。専門家が適切なサポートを提供することで、遺族は故人との思い出を大切にしながら、前向きな気持ちで整理作業に臨むことができます。
- 適切な遺品の処理: 遺品整理士は、遺品を適切に分類し、不要な物の処分から価値ある物の選別までを行います。また、遺品の中には貴重品や法的に重要な書類が含まれていることもあり、これらを見落とすことなく適切に扱う知識と経験が求められます。
- 時間と労力の節約: 整理作業は時間がかかる上に、物理的にも精神的にも負担が大きいものです。遺品整理士がいれば、作業の効率化とスピードアップが図れ、遺族はその他の重要な事務手続きや自身のケアに時間を割くことができます。
- 専門的なアドバイスとサポート: 遺品整理士は、遺品の処分方法だけでなく、遺品を通じての思い出の残し方や、新たな生活の始め方についてもアドバイスを提供します。また、必要に応じて遺品の寄付や販売の手配も行い、遺族の負担を軽減します。
遺品整理代行サービスの流れは、以下のステップで構成されます。
- 初期相談:遺品整理士が遺族との初回面談を行い、サービスの概要説明と遺族の希望や要望をヒアリングします。この段階で、故人の遺品に関する遺族の感情や思い出を共有し、故人への敬意を表します。
- プランの策定:遺族の要望に基づき、遺品整理士が整理計画を立てます。この計画には、遺品の分類、必要なサービスの選定、スケジュールなどが含まれます。
- 遺品の整理と分類:遺品整理士が遺品を丁寧に整理し、遺族の意向に沿って物品を分類します。価値ある物品、思い出深い物品、寄付またはリサイクルすべき物品など、カテゴリーごとに整理します。
- 処分と再利用:不要な物品は遺族の同意を得た上で適切に処分し、価値のある物品については販売や寄付の手配を行います。この過程では、環境への配慮も重要視されます。
- 報告とフォローアップ:作業完了後、遺品整理士は遺族に対して作業報告を行い、整理された遺品の最終的な扱いについて説明します。また、遺族が追加のサポートを必要とする場合には、フォローアップの提供も行います。
この流れを通じて、遺品整理代行サービスは遺族が故人との思い出を大切にしながら、心の整理をつけるお手伝いをします。
遺品整理は故人への最後のサービスであり、その過程を通じて遺族は故人との絆を再確認し、悲しみを乗り越える力を得ることができます。
遺品整理業界には、さまざまな種類の業者が存在します。
主な業者には、
- 遺品整理専門業者
- 特殊清掃業者
- 空き家片付け業者
- ゴミ屋敷清掃
- 片付け業者
- 不用品回収
- リサイクル業者
- 不用品買取業者
- 便利屋
などがあります。
これらの業者は、それぞれ特色を持ち、遺品整理のニーズに応じたサービスを提供しています。遺品整理専門業者は、遺品整理士認定協会が発行する遺品整理士の資格を持つことが多く、高い専門性と信頼性を誇ります。
一方で、ゴミ屋敷の清掃や片付けをメインに行う業者や、不用品回収・リサイクル業者は、遺品整理においてもその能力を発揮し、物量が多い場合などに適しています。
便利屋は、日常の雑事を引き受けるサービスの一環として遺品整理を行うこともありますが、専門性や経験は業者によって異なります。
特徴 | 遺品整理専門業者 | 片付け業者 |
---|---|---|
サービスの焦点 | 故人の遺品整理に特化し、遺族の精神的なサポートも含めたサービスを提供。 | 一般的な家屋の片付けや掃除を主なサービスとし、遺品整理も含めた幅広い片付けニーズに対応。 |
専門性 | 遺品整理士などの専門資格を持つスタッフが在籍し、遺品の適切な取り扱いや処分、遺族の心情に寄り添ったサービスを提供。 | 片付け全般に関する知識は豊富だが、遺品整理に特化した専門性や資格を持つスタッフがいるわけではない場合が多い。 |
サービス内容 | 遺品の分類、価値ある物の査定、形見分け、特殊清掃、遺品の寄付や買取りなど、遺品整理に関連する包括的なサービス。 | 家屋の片付け、不用品の処分、掃除など、遺品整理以外にも多岐にわたる片付けサービスを提供。 |
費用 | 遺品整理に特化したサービス内容のため、専門性や付加価値に応じて費用が高くなる可能性がある。 | 片付け業者の中には、比較的リーズナブルな価格設定のところもあり、サービス内容に応じて費用が変動。 |
対象エリア | 故人の住まいや遺品の状況に応じて、全国規模でサービスを提供する業者もあれば、地域密着型でサービスを提供する業者もいる。 | 地域に根ざしたサービス提供が多いが、大手業者の中には全国規模でサービスを展開しているところもある。 |
遺族へのサポート | 遺族の心情に寄り添い、精神的なサポートやカウンセリングを提供することがある。 | 物理的な片付け作業に重点を置き、遺族の精神的なサポートまで手がけることは少ない。 |
遺品整理業者が提供するサービスの中でも、清掃と消臭は遺族にとって非常に重要な部分です。
遺品整理後の空間は、故人の生活が色濃く残る場所であり、時には長期間手つかずになっていたために、ほこりや汚れが溜まっていることも少なくありません。
また、閉ざされた空間特有の嫌な臭いが発生している場合もあります。遺品整理士は、遺品の整理・分類だけでなく、その後の清掃と消臭作業を通じて、空間を清潔で快適な状態に戻すことで、遺族が新たな生活をスタートしやすくします。
清掃作業では、床や壁、窓などの基本的な清掃から、キッチンや浴室などの水回りの徹底的な清掃まで行います。
消臭作業では、専門的な知識を持つ遺品整理業者が、自然由来の消臭剤やオゾン発生器などを使用し、空間に残る嫌な臭いを根本から除去します。
これらの作業を通じて、故人が過ごした空間を物理的にも精神的にも清潔な状態にし、遺族が故人を偲びながらも前向きに過ごせる環境を提供します。
遺品整理士は最近ドラマになって、知られるようになりました!
形見分けと寄付の手配は、遺品整理のプロセスの中でも特に心を込めて行われる作業です。
形見分けは、故人の遺品の中から遺族や親しい人々に分け与える品を選ぶ行為であり、故人との思い出や絆を大切にするための重要なプロセスです。
遺品整理士は、遺族の意向を細かくヒアリングし、どの品物が誰にとって特別な意味を持つのかを理解した上で、形見分けをサポートします。
一方、寄付の手配は、故人の遺品の中で遺族が保管することなく、社会的な価値を持つと判断された品物を、必要としている人々や団体に届けるための作業です。
遺品整理士は、寄付を希望する遺品の種類に応じて、適切な寄付先を提案し、寄付の手続きを代行します。
このプロセスを通じて、故人の遺品が新たな価値を持ち、社会に貢献することで、故人の意志が尊重され、遺族にとっても心の安らぎにつながります。
遺品整理士は、形見分けと寄付の手配を通じて、故人と遺族の想いを形にし、故人の生きた証を次世代に繋げるお手伝いをします。
遺品整理では、故人の遺した物品を整理する過程で様々な課題に直面します。
これらの課題には、感情的な負担の大きさ、不用品の処分方法の選択、特殊清掃の必要性などがあります。解決策としては、プロである遺品整理士の利用が有効です。
遺品整理士は、遺族の感情を尊重しつつ、効率的かつ適切に遺品を整理・処分します。また、遺品整理士は、遺品の価値を見極め、リサイクルや寄付などの適切な処分方法を提案することで、物品の有効活用を促します。
遺品整理において、不用品の処分とリサイクルは大きな課題です。
不用品をただ処分するだけではなく、リサイクル可能な品物を見極め、適切に分類することが重要です。解決策として、遺品整理士は不用品を丁寧に選別し、リサイクルショップや寄付団体への引き渡しを手配します。
これにより、不用品が新たな価値を持つことで、環境への負担を減らし、社会貢献にも繋がります。また、遺族にとっても、故人の品々が有効に活用されることで、心の負担が軽減されます。
遺品整理では、故人が長期間単独で生活していた場合など、特殊清掃が必要になることがあります。
これは、不衛生な環境や異臭の原因となる物質を除去するための清掃です。
特殊清掃の必要性に直面した場合の解決策は、専門の特殊清掃業者に依頼することです。遺品整理士は、特殊清掃が必要な状況を正確に判断し、信頼できる清掃業者を紹介します。
これにより、故人の住まいを衛生的で快適な状態に戻し、遺族が安心して新たな生活を始められるようサポートします。
遺品整理の費用は、業者によって大きく異なり、作業の規模や内容、追加サービスの有無によって変動します。
一般的に、遺品整理の相場は、2Kで9万円から12万円、3DKで17万円から20万円程度と幅広く、部屋の広さや遺品の量、清掃の難易度などによって決まります。
特殊清掃が必要な場合や、貴重品の査定、不用品の買取など特別なサービスを要する場合は、費用が高くなる傾向にあります。遺品整理を依頼する前に、複数の業者から見積もりを取り、サービス内容と費用を比較することが重要です。
また、見積もり時には、最終的な費用に含まれるサービスの範囲を明確にしておくことで、後から追加料金が発生することを避けることができます。
関連記事:遺品整理の相場と料金の決まり方
間取り | 全国相場 | 作業者の人数 | 作業時間 | |
1ルーム | ¥30,000〜¥100,000 | 1名〜2名 | 1〜3時間 | |
2DK | ¥90,000〜¥130,000 | 2名〜3名 | 2〜4時間 | |
1~2LDK | ¥140,000〜¥190,000 | 3名〜5名 | 2〜7時間 | |
3~4LDK | ¥240,000〜¥340,000 | 3名〜8名 | 4〜11時間 | |
5LDK~ | ¥300,000〜¥500,000 | 4名〜10名 | 4〜12時間 | |
大規模 | ¥600,000〜¥1,000,000 | 4名〜10名 | 8〜20時間 |
遺品整理の費用は、基本料金とオプション料金に分けられます。
基本料金は、遺品整理の基本的な作業内容をカバーする費用で、部屋の広さや遺品の量に応じて設定されます。これには、遺品の分類や梱包、不用品の処分、必要最低限の清掃などが含まれます。
一方、オプション料金は、基本サービスに加えて選択する追加サービスの費用です。例えば、特殊清掃、貴重品の査定や買取、遺品の一時保管、形見分け品の配送サポートなどがオプションサービスにあたり、これらを利用する場合は別途料金が発生します。
オプションサービスを利用するかどうかは、遺族のニーズや予算によって異なります。遺品整理を依頼する際には、どのサービスが必要かを事前に検討し、必要なサービスを明確にしておくことが大切です。
また、業者によってはパッケージプランを提供している場合もあり、複数のサービスを一括で依頼することで、コストパフォーマンスを高めることが可能です。
費用とサービス内容をしっかりと比較検討し、遺族のニーズに最も合った業者を選ぶことが重要です。
遺品整理のオプションサービスと費用例
遺品整理サービスでは、基本的な整理・分別・処分作業の他に、多様なオプションサービスを提供しています。これらのサービスは、故人の遺品や住まいに対するさらなるケアが求められる場合に利用できます。
以下は、一般的なオプションサービスとその費用の例です。
消臭・消毒作業
- 費用: 10,000円〜
- 内容: 故人の住まいや遺品に付着した不快な臭いの除去や、衛生的な問題を解決するための消臭・消毒作業。
害虫駆除
- 費用: 10,000円〜
- 内容: 故人の住まいに発生している害虫の駆除作業。シロアリやゴキブリなど、害虫の種類によって対応方法が異なります。
ハウスクリーニング
- 費用: 30,000円〜
- 内容: 故人の住まい全体の清掃作業。床や壁、窓などの清掃から、キッチンやバスルームなどの特殊な清掃まで対応します。
仏壇・遺品供養
- 費用: 自宅供養20,000円〜、お焚き上げ3,000円〜
- 内容: 故人の遺品や仏壇を尊重し、適切な方法で供養するサービス。自宅での供養式や、お焚き上げによる供養を行います。
エアコンの取り外し
- 費用: 無料〜6,000円
- 内容: 故人の住まいからエアコンを取り外し、必要に応じて処分するサービス。
原状回復リフォーム
- 費用: 要見積もり
- 内容: 故人の住まいを賃貸物件などの原状回復が求められる場合のリフォーム作業。
車やバイクの回収や廃車手続き代行
- 費用: 車15,000円〜、バイク8,000円〜
- 内容: 故人が所有していた車やバイクの回収、及び廃車手続きの代行サービス。
相続の専門家紹介
- 費用: 無料
- 内容: 相続に関する法的な問題や手続きについて、専門家を紹介して相談をサポートするサービス。
家屋の解体
- 費用: 1坪あたり20,000円〜
- 内容: 故人の住まいの解体作業。老朽化した家屋の安全な解体や、更地にするための作業を行います。
これらのオプションサービスは、遺品整理のプロセスをより深く、より細やかにサポートするためのものです。家族のニーズや故人の遺志に応じて、適切なサービスを選択することで、故人への敬意を形にし、遺族の負担を軽減することができます。
遺品整理の相場は、その範囲や内容によって大きく異なりますが、遺品整理の相場は、2Kで9万円から12万円、3DKで17万円から20万円程度が多いです。
部屋の広さや遺品の量、清掃が必要な状態、特殊清掃が必要かどうかなどによって費用は左右されます。
たとえば、一般的な1K〜1LDKの遺品整理であれば、数万円から10万円程度が相場ですが、大量の遺品がある場合や特殊清掃が必要な場合は、それ以上の費用がかかることが一般的です。
見積もりを取る際の注意点としては、まず、見積もりは複数の業者から取得することが重要です。
これにより、相場感を把握しやすくなり、業者間でのサービス内容や価格の比較が可能になります。また、見積もりの際には、作業内容の詳細を明確にし、追加料金が発生する可能性のある項目がないかを確認することが大切です。
特に、不用品の処分費用や特殊清掃が必要な場合の費用は、事前に確認しておくべきポイントです。
さらに、見積もりは口頭だけでなく、書面で提供してもらうことをお勧めします。
書面での見積もりには、作業内容、費用の内訳、作業日時などが記載されており、後からトラブルが発生した際の重要な証拠となります。
最後に、安さだけで業者を選ぶのではなく、サービスの質や過去の実績、評判も考慮に入れて選択することが、遺品整理を成功させる鍵となります。
適切な業者選びにより、故人の遺品を大切に扱い、遺族の心情に寄り添ったサービスを受けることが可能になります。
関連記事:遺品整理の業者の選び方!高額請求のケースとトラブルの割合
会社所在地 | 東京都千代田区麹町1-4-4 |
創業 | 2015年7月1日 |
営業時間 | 24時間対応 |
対象地域 | 全国エリア |
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黒森雄樹
air Inc.代表。マーケティング会社を経営しています。市場調査のガイドラインを監修。
羽野たける
遺品整理士。清掃会社に勤務しながら遺品整理士としての情報発信をしています。
ミキ
ヤマシタミキ。air Inc.所属。インタビューやアンケート調査を行っています。
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